こんばんは!
今日は心に響いた言葉シリーズです。
こちらの本から。
(文庫)小さいことにくよくよするな! (サンマーク文庫 G- 46)
ストレスに強い人はストレスがふえる(P60~)
私たちの情緒の領域には、次のような侵しがたい法則がある――つまり、現在のストレスのレベルは私たちのストレスの耐性に見合っている、というものだ。「私はストレスに強い」と言う人たちは、たえず大きなストレスにさらされることになる。だから、ストレスに強くなることを教えたとすれば、その人のストレスはもっと強くなるのだ。
彼らはストレスの耐性が伸びたぶんだけ、さらに多くの問題と責任を背負っていくことになる。ストレスに強いと豪語する人たちが自分の狂気に目覚めるには、なんらかの一大事がきっかけになることが多い――妻の家出や体の不調といった深刻な事態になってはじめて、新しいストレス対処法を探し始めるのだ。
奇妙に思われるかもしれないが、一般のストレス管理セミナーで第一に教えるのはストレスの耐性を上げる方法だ。ストレス・コンサルタントでさえストレスまみれになっているらしい!
まず最初にすることは、手遅れになる前に早めに自分のストレスに気づくこと。頭が先へ先へとはたらきすぎるときは、ちょっと引いて態勢をととのえよう。
これは自分を振り返ってみてまさにそうだなと感じたんですよね。この本を読むまでこんなことは考えたこともありませんでした。
私は昔から「自分を鍛える」ことを意識して過ごしてきて。「鍛える」の中にはもちろん、ストレスに強い人/負けない人になることも含まれていました。しかしそれでストレスが減ったかと考えてみると、そんなことは決してなくて、現実は次から次へとストレスになるものが押し寄せ続けていただけでした。
そして著者が「まず最初にすることは、手遅れになる前に早めに自分のストレスに気づくこと。」と述べていますが、現在の私のスタンスもこれに近いものがありますね。
例えば、ちょっとしたストレスを感じる出来事Aが起きたとします。以前の自分なら、この程度のストレスくらい平気だから/今回運悪くたまたま起きたことだから、と気にせず放置していました。しかし今は違います。
ちょっとしたストレスを感じる出来事Aが起きたら、その時点で、今後Aと同じような出来事が起こらないようにあるいは減らすために何ができるか考えて出来るだけ早く実行するようにしています。
ちょっとしたストレスを感じる出来事はAしか起こらないわけではないですからね…。Aだけなら平気であっても、B、C、D、E……と重なればかなりのストレスになります。また、Aが繰り返し起こったり長引く可能性もあり、そうなるとAだけでもささいなストレスではなくなるからです。
ゆえに「ストレスに強い人」というのは、大きなストレスに耐えられる人だけでなく、ストレスを感じる出来事が起きたら早急に対策を立てて実行することでストレスを最小限に出来る人も該当するんじゃないかと今は思います。そして後者も意識するようになったことで、ストレスを減らせたと感じる瞬間が増えました。
ストレスを感じる出来事は相変わらず絶えない状況なのですが、ストレスを最小限にすべく引き続き積極的に行動していこうと思います。
では素敵な夜を!
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